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「櫻の園」を見ました。

1990年公開
中原俊監督作品

女子校の演劇部と言うある種の閉じられた世界を舞台に、そこで静かに流れる少女達の時間を、細やかなタッチで描き出した青春映画ですね。

一見すると綺麗で可愛らしい姿をした少女達だって、一皮むいてみれば、大人への反抗心からパーマをあててみたり、煙草を吸って警察沙汰になってみたり、ボーイフレンドを部室に連れ込んでみたり、嫉妬で心を掻き乱されたり、、、人間ですから、そりゃ綺麗事だけで済む訳はないのです。
だけれども、そんな彼女達が純粋に演劇に打ち込む姿は、やはり素晴らしく美しいのですよ。
それが、柔らかな風に揺れながら精一杯に咲き乱れる桜の花の美しさと重なるのです。


日本映画を観る愉しみとは、日本人として生まれ、日本人として育ってきた自分だからこそ理解できる、日本人の美意識と言う物を堪能できる事にあるのではないでしょうか?
つまりそれは、日本人が連綿と受け継いできた価値観や日本文化の本質的な部分を、意識する事無く受け止め、実感することに他ならないのだと思います。

そこが洋画を観るのとは決定的に違うポイントでしょうね。
もちろん洋画には洋画の良さがありまして、素晴らしい作品であれば普遍的な価値観を共有することが出来る訳ですけどね。


そんな民族的なアイデンティティ、なんて大仰な事まで(ほんの少しだけ)考えさせられる、素晴らしい作品でした。

櫻の園 [DVD]櫻の園 [DVD]
(2000/10/25)
中島ひろ子つみきみほ

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