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「ビッグ・フィッシュ 」を見ました。

2003年公開のティム・バートン監督作品。
主演はユアン・マクレガー。

死にゆく父を目の前にし、また、それと同時に自身の子供が生まれてくる事も重なり、いかに父の存在を肯定するのか、そして自分自身はいかにして父親になるのか、と言う”父親と息子との関係性”を正面から描いた、なんだかティム・バートンらしからぬ作品でした。


女性は子供を産む事で否応も無く”女”性を獲得していくのでしょうが、男にとって、そういったイニシエーション的な存在は実はそんなに多くは無い気がします。

現代社会においては、通過儀礼を経ないで歳を取っていく人も少なくない訳で。
ま、それだからこそ、いつまでも子供っぽい大人が増えているのでしょうね。
これは自戒を込めて強くそう思います。。

で、
現代社会に生きる男は、じゃあどうやって大人になっていくかと言えば、これはもう精神的な成長しかないのですよね。
その精神的成長を促進する外的要因と言えば、この作品で描かれるように”父親の死”と”自分の子供の誕生”に尽きるのではないでしょうか。

生と死、これは人間にとっての最も大きな問題ですからね。
妊娠・出産と言う肉体的な成長を減る事の出来ない男は、この精神的且つ究極的な問題に直面する事で、”男”性を獲得していく、と。


これまでティム・バートンと言えば、生と死が等価値で存在するような箱庭的ファンタジーの世界を見事に描ききる事で評価を得て来たと思うのですが、父子物と言うテーマとしては新しい要素を感じさせつつも、リアルな現代世界を舞台にしたこの作品でも映像美であるとか音楽であるとか、実に彼らしい味付けの演出が見えた事が嬉しかったですね。


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(2007/05/30)
ユアン・マクレガーアルバート・フィニー

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Private :

親って偉大です。。

今までされてきたことを自分も出来るかって問われれば、返事に困りますv-356

子供にとって親とはとても大きな存在ですねv-353

> トトロさん

本当に。
歳を重ねれば重ねる程、親の凄さを実感しますね。
で、その凄さにいつまでも甘えてしまう自分を、情けなく感じてしまったりするわけです。。
むぅ。
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kj

Author:kj

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